フィルムの加飾方法

フィルムの加飾方法について

多色転写とは・・・

容器など成型品に、多色印刷を1工程で加飾できる方法です。
カタニ シルクスクリーン転写箔におきましては、
ベースフィルムにシルク印刷された絵柄をそのまま、
容器などに熱と圧力によって転写します。
直接容器に印刷した風合いが得られる他、
位置合せの難しい多色の印刷や、細字の印刷も表現できます。

 

  • 転写箔のしくみ

加熱したシリコンロールにより、製品に圧力を加え、
転写箔の絵柄を瞬時に転写させます。
転写には、ロール式、アップダウン式等があります。
方法を選択することで、様々な形状の成型品への加飾が可能になります。

 


 

 

  • ホットスタンプ箔(一般的なアップダウン・ロール方式)

プラスチックや木質、金属、塗装面などへ熱転写を行う材料です。家電製品、携帯電話、自動車内装パーツ、
化粧品容器、各種日用品、玩具、建設部材などに幅広く利用されています。
カタニ産業の熱転写箔は、目的、用途に応じて、多くの種類、デザイン、色調を用意しています。

 

  • グラビア転写箔

グラビア印刷を利用した多色印刷転写箔です。
グラビア印刷の特徴を生かしたCMYK(4色分解)の写真パターンやグラデーション表現技法なども可能です。
アルミ蒸着+エッチング技法との組み合わせで、部分的にメタリックにすることも可能です。

 

  • スクリーン転写箔

ロールスクリーン印刷機を利用した多色印刷転写箔です。
10色以上の特色を重ねて印刷する事も可能です。
スクリーン印刷なのでインクの塗膜を調節して隠蔽性のあるデザインやインパクトの強い配色も可能です。また小ロット生産が可能です。
隠蔽性にすぐれたシルク印刷で175線印刷でのカラー分解画像や、微細文字も可能です。

 

  • デジタル転写箔

従来の転写箔(シルク、グラビヤ)と比較し、印刷版は不要となります。
その為、小ロット案件などにおいてコストダウンが可能となります。
またコスト面の優位だけでなく、1マークずつ印刷内容を変えるバリアブル(可変)印刷、
微細な色表現も可能となり、デザインや用途の幅が広がりました。

製版の要らない新しいタイプの転写箔。
デジタル印刷の特性を活かした微細表現、
連番、名前などの可変データの印刷が可能です。
小ロット、他品種、オリジナリティという時代の
ニーズに対応できます。

 

  • シュリンクフィルム(H.S有り無し・MATTE調)

従来のシュリンクフィルムにホットスタンピング箔の技法をを加えることで、高級感と煌びやかさを持たせることが可能です。
広範囲への箔押しと箔の上に印刷ができるメリットを活かし、今までのシュリンクフィルムには無い表現ができます。
印刷のみ、メタリック、ホログラム、グラデーション、部分的に輝度を出す、マット調など、
様々なバリエーションをつけることが可能になり、ボトル容器への表現を際立たせることができます。

 

  • その他 ダイレクトスクリーン印刷、PAD印刷

 

 

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